※この記事は、昔Amebaブログで記載していたものを転記したものです。
この本、私が最近の読んだ本のなかで、大ヒット本です。
気になったワードを何回かに分けて書きたいと思います。
『3点ルールを活用する』
ジョブスはプレゼンテーションをグループに分けるとともに、機能の説明を3項目~4項目のリストで行う。
「iPodには画期的なポイントが3つある」
「第一にめちゃくちゃポータブルなこと」(5GB、1000曲をポケットに)
「第二にファイヤワイアが使えること」(CD1枚分のダウンロードにUSBでは5分~10分かかるが、ファイヤワイアなら5秒~10秒で済んでしまうと説明)
「第三にバッテリーがとてもよくもつ」(バッテリー寿命が10時間で10時間も音楽を聞き続けられる)
オバマ大統領の就任宣誓でも3点ルールが活用されている。
「今、ここに立ち、これからやらねばならない仕事に圧倒されるとともに、皆さんが私達に与えてくれた信頼に感謝し、また我々の祖先が払った犠牲に思いをはせずにはいられません」
「多くの家が失われ、失業者はあふれ、景気は最悪です」
「医療費はかかりすぎ、ひどい状況の学校は多すぎ、そして毎日、今のエネルギーの使い方は敵に力を与え、地球を危険にさらすものだという証拠が次々に出てくるのです」
「我々が直面している課題は現実であり、深刻であり、膨大であることを皆さんにお話しなければなりません」
「今回の危機が始まる前と比べて労働者の生産性が落ちたわけではありませんし、創意工夫の力が落ちたわけではありません、製品もサービスも一ヶ月前、一年前と比べて必要制が落ちたわけではありません」
ジョブスの例のように、冒頭で何点あります。といってから詳細の説明をするパターンはよく言われている方法です。
私達も話をするときはまず、○点です。といってから話をするようにいいなさいと言われます。
ですが、オバマ大統領の例ように文章の中にまで使えるとはびっくり。
しっかり準備して望む話であるときはこれを活用して話を進めると、聞いてもらいやすい講演になりそうです。
あなたが売っている商品・製品の機能や特長を3つに分けると何と何と何になりますか?
コメント