リモートチームでうまくいく

書籍・Youtube感想文

現在私が所属するチームは基本的に「リモート」で働いています。

在籍するメンバーは4人で、3人は同じ会社でもう一人はグループ会社に在籍しています。

グループ会社のメンバーは会社も違うので別の場所で働いていますが、残りの私含めた3人は同じ会社にいますが、会社がフリーアドレスだということもあり、それぞれ自由に好きな席に座って仕事をしています。

会社に出勤している日もあれば、他の打ち合わせが外であることもあるので、その打合せがある場所の近くのカフェで仕事をしているということもあり、メンバーと顔を合わせて仕事をすると言うことがほぼありません。

全員で集まるときは懇親会などのイベントの時ぐらいというほどリモートワークをしています。

ですがが、これはチームメンバーそれぞれがどういう環境化でも仕事ができるぐらい「自律」しているメンバーだからだ成り立っているんだと思います。

今後メンバーを増やしていく予定なので、「会社として」リモートワークがうまく行っている会社の事例が知りたいなと思い、リモートワークで色々なメディアに取材を受けているソニックガーデンの倉貫社長の本を購入しました。

本の帯がスゴイですね。サイボウズ株式会社の青野社長からのコメントです。

働き方改革に成功した会社さまの事例としてよく出てくるサイボウズさんから「日本で一番刺激的な働き方」とコメントもらっていらっしゃいます。

期待を膨らませて読んで見ましたが、期待以上の情報を仕入れられました。

「会社」でリモートワークに取り組める理由、方法が明確になりました。

以下私の備忘録です。

リモートワークに適したビジネスがある

ナレッジワーカーはリモートワークができるが、物理的な作業が伴う仕事やその場所にいることに価値のあるような受付や接客の仕事はリモートワークは不可能

フリーランスだからリモートワークができるではない。

・フリーランスにクラウドソージングでお願いできるのは、どういった仕事なのかが決まっている仕事。

・企画を立てる混とんとした状態から仕事そのものを定義していくのは社員。

・社員の定義していく仕事はオフィスにいないとできないものではない。

リモートワークをチームで行う

・仕事を受注して納品する過程の内で、チームメンバー内それぞれが得意な仕事を行うことができる。

・困ったときに助け合えるのが社員。

・顧客への安心感、幅広い情報収集とナレッジ化ができる。

・いつでも相談や雑談ができて、「利害関係を超えて助け合える」か。

・助けてあげたいと思われる人間関係を作れるか。

リモートチームのメリット

・通勤時間、移動時間が節約できる

・通勤や移動の疲労・ストレスから解放される

・会議室がいらない

・成果を意識した働き方をメンバーに促すことができ、チーム全体の生産性を高めることになる

・自分の生活に合わせた働き方が選べる

・気の合う仲間と一緒に働ける

・リモートワーク可とすると、求人しやすくなる

・誰と働くかの選択肢が広がることが最大のメリット

リモートチームの難しさ

・働く仲間同士の絆を深めるような取り組みをしていく必要がある

新しい働き方には新しいツールを

・メールは時間差のある古いツール

・チャットはリモートチームには必須ツール(チャットコミュニケーションができることがマスト)

・データはファイルクラウドサーバーで同時編集・更新できるものを使う

・ビデオ会議には、事前にインストールすることなくURLクリックで使えるツールを使う

・業務の進捗管理も予定を共有するのもオンライン上でできるものを使う

オフィスにあって、リモートにないものを補完する

・リモートチームの最大の課題は「存在感」と「雑談」

・オフィスにいると黙々と作業していても、仕事をしている感がでたが、リモートワークだと見えないので出ない。存在感をだすためにチャットしまくると業務がはかどらない

・雑談はイノベーションを生み出すヒントなのに、リモートミーティングでは雑談がしづらい。リモートメンバーとのミーティングが終わったあとにオフィス勤務メンバーで雑談してそこから問題解決や新規事業の発想が生まれる機会になったりした。

・リモートチームプレイスを作った(座席中が分かるカメラと自分専用に書き込める場所)

場所は離れていても同じ時間帯に働く

・チームワークを高めるために大事なのは、メンバーがいつでも相談し合える状態にあるということ。そのために、働く時間帯をそろえる。

興味のある会議にラジオ参加

・自分は直接的にかかわらない(発言しなくてもよい)が、音声だけを傍聴する会議を可能にする

リモート飲み会

・多人数参加型のイベント「ハッカソン」

・業務では関わり合いの少ないメンバー同士がチームを組んで行う

・チームの人数が限られていて、テーマも同じだとリモートでも会話が混線しない

・リモート飲み会のコツは是認リモート参加と、人数を4人までとすること

リモートチームでの信頼関係の築き方

・リモートチームの前提にあるのは、一緒に働くメンバー相互の信頼関係

・信頼は一緒に仕事をすることを通じて徐々に形成されるもの

・一緒に仕事を進めている仲間だという感覚を共有することと、お互いの仕事の成果を目に見えやすくすること

・それぞれが取り組む課題やタスクを共有するためのツールが必要で、それを全員がみることができるようになっていて、何か新たに仕事をするときは、そのツールに登録してから仕事に取り掛かることを徹底している

・何日にもまたがるような仕事でも、一つの仕事の単位を最大でも1日に終わる程度に分解する

・その仕事が終わる70%ぐらいの完成度で一旦共有し、フィードバックを受けて方向性をすり合わせて完成を目指す

・同じオフィスにいると途中ではまっている状況が分かるが、リモートだと分からないケースが多い。

リモートチームのための3つの原則

①仕事中の雑談を推奨する

・目的や結論を決めない会話が助け合いの風土を作り、企業文化を創り出す

・チームワークが生まれる、高まる

②ワークタイムを整えて働く

・同じ時間を共有し、リアルタイムにチャットで仕事をするから助け合いが生まれやすくなる

・雑談もリアルタイムだからこそできる

③全社員リモートワーク

全てオープンにして情報格差をなくす

・オフィスチームとリモートチームだけではなく、全社員が同じ情報をもてるようにする

・個々人の給料は非公開にしているが、経営指標はオープンにしている(会議、議事録)

・情報格差が主体性を奪う

リモートチームは信頼関係とセルフマネジメント

・信頼がないとリモートワークができない。一番怖いのは連絡が取れなくなること。

・セルフマネジメントとは、自分の時間やリソースを自身で把握した上でどんな仕事にどれだけのコストをかけるのか考えて、誰かに指示・管理されることなく成果を発揮できるスキルのこと。

採用には注意を払う

・会社の理念やビジョンに共感し、まじめで信頼でき、セルフマネジメントができて、チームワークが発揮できる人を採用する

・パーソナリティが会社にあっているのかを見極めるために「働く上で大切にしていること」「仕事以外で大切にしていること」「ブログや書籍の読書感想文」

セルフマネジメントを身に着けるコツ

①仕事を分解して考える

・タスクばらしができる

②チームの目標を理解し、優先順位を考えて実行する

・チームの目標を理解して、どれに取り組むことが最も優先順位が高く効果的なのかを考えて選べるようになる

・社員がこの段階までくると、経営者やマネージャーの仕事は、価値観ビジョンの共有に比重が高くなる

③振り返りでセルフマネジメントを鍛える

・セルフマネジメントができるようになるまでは「振り返り」で指導と育成を行う

・1週間に1回のペースで1on1で行う

・KPTで実施(Keep=良かったこと,Probrem=悪かったこと,Try=次に試すこと)

・仕事の進捗報告ではなく、進め方を確認する

・最初によかったこと(K)と悪かったこと(P)を洗い出し、次にやること(T)とやったことを出す

・良かったことと悪かったことのプロセスを明確にしてホワイトボードに書き出す

・メンターがレビューを行う。KとPの理由をそれぞれ聞く。判断には理由がある。理由を聞くと、考え方のずれが確認でき、改善できる。メンターから「自分だったらこう判断する」という考え方を伝えていくことで、その背景にあるチームの哲学や理念、価値観といったものを伝えていく

社長ラジオで社長と社員をつなぐ

・毎朝5分社長が思うことを音声で録音して発信する

・検討プロセスを社内に伝えていく。経営施策も結果だけを報告させるよりも、プロセスが聞けると納得後が増す。経営側が検討している途中経過をこまめに伝えていくことで、社員は会社の状況や外部環境、経営サイドの思考過程を理解し、会社の施策への強い共感を持つようになる。

・文章だとちゃんと書かないと行けないと気合が入って手間がかかって続けられないので音声で

リモートチームの評価

・仕事の成果で評価する(ROWE…Result-Only Work Enviroment)をアレンジし、個人の成果ではなく、チームの成果としている

・給料の設定は年俸制にし、仕事していてもしなくても基本の給料は変らない。賞与はチーム全体で山分け。

サボりをどうやって監視するのか

・社員が自席に座っているからといって仕事をしているわけではない

・成果を出せているか、顧客が満足してくれているかで計る

新入社員のリモートワークは基本的にNG

・社会人1年目からのいきなりリモートワークは禁止している。数年間はオフィスに出勤して、決められた勤務時間はしっかりと働いて、どこにいても成果が出せる人財になったらリモートワークを解禁する。

・どこにいても成果が出せるという判断の基準は、自分がもらう給料以上の価値を成果として出せて初めてリモートワークが成立する

信頼関係を気づくための合宿と半単身赴任

・初めてのフルリモートワーク社員を採用する際、そのメンバーの住んでいるところで合宿を行った。また、2~3週間おきの単身赴任を3ヵ月ほどしてもらった

・2人目からは最初からフルリモートワーク。1人目でノウハウを積んでいたので、大げさなことをやらなくてもよかった。またオンラインコミュニケーション能力が非常に高かった。

感想

リモートチームは「信頼」の上で成り立っているということがよくわかりました。

この本を読んで実践するのは下記です

採用

チームを作って行く上で大切なのが、間違いなくどんなメンバーで構成されているか。ですが、リモートワークをするためには、リモートワークができるメンバーしか入れないということですね。

リモートワークができるメンバーというのは、セルフマネジメントができるメンバーというのもその通りですね。

発信

どんな想いで仕事をしているのか、日々どんな気づきをしているのか、倉貫社長は「社長ラジオ」で毎朝5分収録されているようですが、私にはハードル高いので、社内でも義務化されている「日報」を使って発信をしようと思います。

私の勤める会社の日報はフォーマットフリーなので、気づいたこと感じたこと、思ったこと、ルール化したことを好き勝手書いてます。これを続けようと思います。

振り返り

週一定例でやっているMTGが二つあり、KPTでできていましたがもっともっとKPT度を強めようと思います。

雑談

雑談の大切さは私も思うところがあり、私とメンバー間ではリモートでも雑談ができていたのですが、メンバー同士は雑談できていない気がしましたので、メンバー同士で雑談が生まれるようにしたいと思います。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました