誰でも分かる言葉を使う~ジョブズのプレゼン本から学んだこと⑥~

※この記事は、昔Amebaブログで記載していたものを転記したものです。

この本、私が最近の読んだ本のなかで、大ヒット本です。

気になったワードを何回かに分けて書きたいと思います。

『誰でも分かる言葉を使う』

専門用語を使わずに、話をすること。

専門用語は、幅広い人々と自由に意見を交換する妨げとなる。
同じ会社で働いている人同士でも部署がことなると互いの専門用語が理解できず、
話が通じないことも多い。

専門用語もバズワードも底の浅い無意味な言葉であり、理解の妨げにしかまずならない。

ジョブズのしゃべりに専門用語が登場することはほとんどない。
ジョブスが選ぶ言葉には3つの特徴がある。

①シンプル

 専門用語がなく、簡単な単語が多い

②具体的

 とても明快。長く抽象的な話をせず、短い言葉で具体的に記述する

③感情的

 写実的な形容詞が使われる

例)マックブック・エア

「これがマックブック・エアだ。触ってみるととっても薄いことが分かる(具体的)。
でもキーボードもディスプレイも普通に大きいんだ(シンプル)。
すごいだろう?(感情的)
見た目はこんな感じだ。すばらしいよね?(感情的)
世界でもっとも薄いノートパソコンだ(シンプル)。
ディスプレイはゴージャスな13.3インチワイドスクリーンだしキーボードはナンとフルサイズだ(感情的かつ具体的)。
ここまでやってくれるとは、うちのエンジニアリングチームには驚かされたよ(感情的)」

あなたの営業トークに専門用語、業界用語は入っていませんか?

その言葉の意味を小学生に聞かれたらなんて答えますか?

この記事を書いた人

東証一部上場企業のコンサルティング会社に勤務する3児の母(7歳と5歳の娘と2歳の息子:2024年10月現在)。仕事と家事と育児をどう心地よくするかを追求するのが好き。仕事は趣味の一つと捉え、他にも健康・資産運用・ボディメイク・旅行が趣味。

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