無人のコンビニエンスストアは日本でもオープンし始めているようですが、私は日本ではなく深圳で初めて見ました。
深圳では無人コンビニはもう三世代目だそうです。
三世代目の特徴は、入り口が2段階になっていて、外側のドアをQRコードで開け中にはいるのですが、商品が陳列されているスペースに入る前にもう1つドアがあり、外側のドアを締めないと中のドアが開かない仕様です。
そして中に入って欲しい商品をピックアップしてレジ兼出口に行きます。
レジは箱になっているところに商品を入れると、センサーで読み取って合計金額を出してくれるようになっていて、いちいち商品ごとのバーコードを読む必要はないそうです。
ただ箱に入れてから、お会計の金額が出てくるのはイライラするレベルの時間がかかります。
ここはおそらくこれは改良中の部分でしょうね。
無人コンビニは、でっかい自動販売機のようだなと感じました。
自販機のようにボタンを押したら中で機械が出口に持ってきてくれるのではなく、その機械の動きを客側が入って持ってくるという感じ。
今のところ有人レジやセルフレジの方が客側は楽ですね。
誰かが入っていたら待たないと行けないですし、お会計スピードは遅いし。
ただ日本はどんどん人不足でコンビニ店員をする人が居なくなってしまい、コンビニがなくなってしまうようなことがあっては困るので、そういう過疎地域ではこのような無人コンビニはありなのかな?と思いました。
とはいえ、無人コンビニはただ省人化のために導入されているのではなく、人の購買を決定するときの思考や行動をビックデータにし、オンラインショップやリアル店舗で使うのを目的にしているというのも本で読みました。
ビックデータは陳列や品揃え、パッケージの色や形などいろんな所に使うんでしょうね。
すごい時代です。
人間の「勘」がどんどん排除されていきますね。
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