ChatWorkとGASとGoogleCloudPlatform(GCP)を利用して、誰でも無料で作れる問合せ対応チャットボットを作成しました。GASにコピペするコードはnoteにて格安で販売中です。
【ワンコインGAS】Chatworkで問い合わせbotを作る
作成後の使い方・運用方法はこちらで説明しています。
【GASでつくるChatWorkで問い合わせbot】②使い方
この記事では問合せbotを作成する手順を紹介します。
用意するもの
- チャットワークアカウント(bot専用アカウントを作成してください)
- Googleアカウント
- Google Cloud Platformアカウント(登録方法は後述)
作り方の手順
Cloud Natural Language APIを利用するAPIキーを取得する
Google Cloud Platform に登録して、Cloud Natural Language APIを利用するためのAPIキーを取得します。
GCP登録&APIキー取得の方法は、以下の記事を参考にしてください。
Google Cloud Platform に登録してAPIキーを取得する手順
ChatWorkのAPI Tokenを取得する
次にChatWorkにbotで使用するアカウントにログインしてAPI設定を開きます。
API Tokenの画面でChatWorkのパスワードを入力して「表示」をクリック。
API Tokenが表示されるのでコピーします。(後ほど使います)
Googleドライブでスプレッドシートを作成する
Googleドライブを開き、「新規」ボタンからGoogleスプレッドシートを作成します。
「ツール」から「スクリプトエディタ」を開きます。
デフォルトで入力されているコードは消し、noteを購入後に表示されるコードの全文をまるっと貼り付けます。
コードの上部にある初期設定の中にある
・google Cloud Platform APIキー
・Chatwork API Token
に、上で取得したGCPのAPIキー、ChatWorkのAPI Tokenをそれぞれコピペします。
保存ボタンを押すとプロジェクト名の編集画面が出るので、適当な名前を入力してプロジェクトを保存します。
スプレッドシートに戻ってブラウザのページ更新ボタンを押します。
更新してから数秒後、メニューに「初期設定」が出現しますので、「初期設定」→「初期設定を行う」をクリックします。
初回のみアカウントの選択、アクセスの許可のウィンドウが出ますので、許可してください。
許可すると、自動で「シート1」の1行目にフィールド名が入力され、ログ保存用に「シート2」というシートが作成されます。
シート1は質問に対する回答と、質問に関するキーワードを10個まで入力できるようになってます。
シート2は最初は空欄ですが、botが回答する度に自動でログを記録します。
詳しくは問合せbotの使い方の記事をご確認ください。
ウェブアプリケーションとして公開する
スクリプトエディタに戻って、「公開」→「ウェブ アプリケーションとして導入」をクリック。
アプリケーションにアクセスできるユーザーを「全員(匿名ユーザーを含む)」にして「導入」をクリック。
※英語で表示される場合は「Any one, even anonymous」を選んでください。(下の画像参照)
表示された「ウェブ アプリケーションのURL」をコピーします。
ChatworkでWebhookを設定する
※ここからは問合せbot用に作成したアカウントでの設定になります。
bot用に作成したアカウントでログインし、Chatworkの「API設定」から「Webhook」の画面を開いて「新規作成」をクリック。
適当にWebhook名を入力し、「Webhook URL」は先ほどコピーしたウェブアプリケーションのURLをペーストします。
「イベント」は「アカウントイベント」を選択して「作成」をクリック。
これで、ウラ側の設定が完了しました。
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【ワンコインGAS】Chatworkで問い合わせbotを作る方法
次の記事では、スプレッドシートで回答とキーワードを設定して、実際にチャットbotに質問してみます。
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