初めての妊娠から繋留流産までのことについて

※この記事は、昔Amebaブログで記載していたものを転記したものです。

2015年4月7日
 
まず、私は去年2回妊娠しています。
初めての妊娠は、、、残念ながら流産してしまいました。
染色体異常による繋留流産でした。

繋留流産をしたあと、部署の役職者だけが集まって会議をする場があり、そこで出した資料の一部を掲載します。
その会議は今後の部署、グループ、チーム、個人の今後について発表し、アドバイスをもらう場なのですが、
役職は男性が多く、今後女性の部下を持ち、その方が妊娠を望む、妊娠をしたときに知っておいて欲しくて資料を作り、時間をもらって発表しました。

今日4月7日は出産予定日でもありましたが、(産まれる気配なしですが!笑)
産休前を振り返ってブログに書いておこうと思い、記憶をたどっていたら、去年流産が決定した日も4月7日だったということを思い出し、なんだか運命?!みたいなものを感じ、記録としてブログに掲載しておこうと決めました。

この資料を作ったときは、気持ちもだいぶ落ち着いていたのですが、泣きながら作ったような・・・
発表するときは、涙声に、、いえ、涙を流しながら発表しました。

その資料をここに載せます。

妊娠発覚から流産手術、そして仕事復帰まで

3月7日 (5週目) 妊娠発覚(予定外の妊娠に戸惑う)
3月15日(6週目) 胎嚢が確認される(つわりがきつくなり始める。PC酔いがひどかった)
4月1日 (8週目) 胎芽、心拍が確認できず、流産が疑われる(流産を覚悟し、今後を調べる)
4月7日 (9週目) 流産確定(早期復帰のため、手術を選択)
4月8日              流産手術(入院いらず、日帰り手術。ただ一日激痛)
4月10日            術後検診① (腹痛があったが異常なしという診断結果)
4月12日            激痛で病院に。内容物が出てきていないとのことで、その場で取ってもらう
4月14日            激痛治まらず、もう一度病院に。まだ内容物が残っていたとのことで、その場で取ってもらう 4月15日            仕事復帰。激痛ではないが、おなかは痛い。
4月18日            腹痛のため、お客様とのアポを延期。
4月22日            術後検診②(診断結果は異常なし。一般的な流産だったそうで、今後の妊娠にはまったく問題ないとの結果)

今回の流産は「染色体異常」だそうで、10~15%の確立でどんな人にでも起こりうることだそうです。
母体が影響してというのは一切ないというのが医師の説明でした。
流産手術後は、一般的には手術後1日目から仕事復帰してもいいそうです(1週間は、長時間勤務、移動、重たい荷物、階段の乗り降りは無理で、術後1ヶ月ぐらいは長時間の移動は避けるようにとのことでした。

→私はこの期間中はテレビ会議をしたり、お客様とのアポを延期をしてもらったり、後輩に代わりにいってもらったりしています。
 

思っていたこと

・6週目~8週目のPC酔いは本当につらく、今後の不安もあり、精神的にあまりよくない状態。
・支援の引き継ぎ会議をしてもらったり、同行を減らしてもらったり、セミナー講師を変わっていただいたり、チームメンバーの方々のサポートはとってもありがたかったです。
・流産かもしれないといわれてから仕事復帰ができるまで、精神的には最悪な状態に(自分を責めて、毎晩泣いていました・・・) ・流産手術を受けてからは、仕事をしようと思っていたが、手につかない状態(この腹痛は普通なのかという不安から・・・) ・激痛に襲われているときは、このままこの会社で働いていけるのか?コンサルタントやってけるのか?リーダーなんてやっていけるのか?が頭の中をぐるぐるしていました。
・痛みがましになった4月15日からは、まったくそんな思考はなくなり、仕事できるってやっぱり楽しいなぁ~っという発想に。ただ、精神的には回復していても、肉体的にはまだまだ回復していないので、仕事のやり方に戸惑いました。

感じたこと


・社内に広げるタイミングについては、安定期に入ってからでいいのかと思います。今回知らない間にめちゃめちゃ広がっていたのですが、「おめでとう!」と言ってもらった後に、流産を告げることになったので、、、、私はもう平気なのですが、言ってきてくれた方をとても申し訳ない気持ちにさせてしまいます。。。



資料を読み返し、今お腹の中にいる子と、産んであげられなかった子(私は同一人物だと思っているのですが!)に感謝しました。
そして文字に残しておいた去年の自分を褒めてあげました(笑)


正直、妊娠したら産まれるものだと思っていたので、まさか自分の身に起こるとは思っていなかったので、
流産の可能性があるとお医者さんに言われた時は、本当に本当にショックで、、、
かもしれないといわれてから確定するまでの1週間が本当に長く、、、
仕事はしていたのですが、お客様と打ち合わせしているとき以外は頭から流産のことが離れず、精神的にすごく不安定な状態でした。

ネットでいろいろな情報を調べました。
希望を持てるような情報もあれば、がっかりするような情報もあり、、、
「もうやめよう。検診の日を待つしかない」とは思うのですが、どうしても調べずにはいられず、、、
本当に不安定な精神状態で、夜は毎日のように泣いていたと思います。。。。
自然と涙が出てきちゃう。。。そして泣きつかれて寝ちゃう。。。そんな日々を繰返していました。


流産手術の後、精神的に安定してから、「この流産経験は私のこれまでの考え方、働き方を大きく変えるきっかけになった。何か残しておきたい」
と思って、ブログを書こうとしたのですが、ブログに書けるほどは復活しておらず、、、
それでも何か残しておきたいと思い、facebookに下記のように残しています。
読んでくれている人は何事?っとなる自己満足投稿でしたが、これが去年の精一杯でした。

流産はしないほうがいいですが、流産しないまま産んでいたら今の私ではないと思います。
自分で言うのもなんですが、この流産経験で私は成長したと思います。

私が勤める会社の創業者である船井幸雄さんの言葉で、私が一番好きな言葉である、
「自分に起こる全てのことは必要・必然・ベスト」
流産かも、、、となったときは、これを考え戸惑いましたが、、、
乗り越えると、そうだったなと強く思う言葉です。

私の子供が私に受け入れ準備をするように経験させてくれたんだと思います。
おかげで流産してからは余計に子供が欲しくなりましたし、人間は奇跡の連続で産まれて来るんだと思えるようになりましたし、他の方の子供を見てカワイイ!と思う気持ちが強まりましたし。仕事漬けだった生活を変えることもできました。


このブログをキーワードで検索したどり着いてくださった方はおそらく、流産するかもしれないとなり、何か情報を得たくて辿りついてくださったんだと思うのですが、この私の経験があなたの心を少しでも元気つけられたら幸いです。

この記事を書いた人

東証一部上場企業のコンサルティング会社に勤務する3児の母(7歳と4歳の娘2人と0歳の息子1人:2022年6月現在)。仕事と家事と育児をどう心地よくするかを追求するのが好き。仕事は趣味の一つと捉え、他にも健康・資産運用・ボディメイク・旅行が趣味。

jinをフォローする
ママ日記
jinをフォローする
コンサルママとノマドパパ

コメント

タイトルとURLをコピーしました