固定電話がなくてもヌルっと法人口座がつくれた話

設立したばかりの企業にとって法人の銀行口座開設は最初にぶつかる大きな壁ではないでしょうか。

ある程度の実績がないと法人口座がつくれない。
でも、法人口座がないと企業は契約してくれない。

…どうしたらええねん!と。

インターネットで情報を探しても、大手銀行になるほど審査が厳しいとか、
固定電話番号の契約が必要だとか、さまざまな情報が飛び交っています。

自分も2017年に法人を設立し、法人口座をつくる必要がでてきましたので、
口座開設までの経験を記事に書こうと思います。

法人口座開設には固定電話が必須。の都市伝説

固定電話が必要っていう情報、多くのサイトで目にしました。
ちょっと昔の発想なら携帯電話よりも固定電話を契約していた方が信頼できそう、
というのはわかりますが、現在は少しのお金さえ払えば簡単に、
固定電話を契約できてしまいます。

そもそも法人口座開設の審査が厳しいのはマネーロンダリングに使われることを防ぐため。
簡単に固定電話を契約できる現在においては、この条件は何の意味もありません。
ましてや、仕事上もまったく使用する予定のない固定電話を法人口座開設のためだけに
契約するのもバカバカしい話。

今回は携帯電話のみで口座開設ができるのか身をもって検証してみました。

ゆうちょ銀行の場合

まずは家から最も近い金融機関、ゆうちょ銀行で手続きしました。

結論から言うと、ゆうちょ銀行は、拍子抜けするほどあっさり開設できました。
唯一のハードルは、近くの郵便局の職員さんのスキルがなかったこと。
(街のちいさな郵便局なので仕方ないかも…)
なので、まずはネットでゆうちょ銀行のサイトを確認し、必要書類を揃えて行くことをおすすめします。

手続きをしてからは特に連絡もなく、やはり審査NGかな…と弱気になりつつあった約1週間後、
通帳とカードが別々の郵便で到着。

手続きしてからは一切連絡もなかったので審査落ちたかと思ってたら無事に口座開設完了してました。
法人口座開設しようとしている方にゆうちょ銀行はおすすめです。

三井住友銀行の場合

ゆうちょ銀行(郵便局)の次に家から近い銀行が三井住友銀行です。
法人設立時に資本金を入れておいたのも三井住友銀行でした。

こちらは窓口の方も慣れた雰囲気で手続きをしました。

4日後くらいに担当者から電話があり、「事業内容の詳細を知りたい」とのこと。
現状の事業内容をお伝えし、さらにもう1営業日後…

「追加書類を持参してもらえれば口座開設します」との連絡あり。

で、その書類は不動産の登記簿謄本(登記証明書)でした。
法務局に行って発行してもらい、その足で三井住友銀行へ。
すると、即日で法人口座開設できました。

結論:固定電話がなくても法人口座は開設できる

以上、大手といわれる2つの金融機関で申込みをし、
口座開設率は100%でした。

法人設立から半年以上経過していたことや、一応自社のWebサイトをつくって
やってる感を演出したことも影響したかもしれませんが、
固定電話がなくても法人口座を開設できました。

ネット専業銀行の方が時代遅れ?

ネット専業銀行は申込みフォームに固定電話が必須になっていることが多いです。
手数料が安いのがネット専業銀行の魅力ですが、固定電話の料金を払うほうが高そうなので
いまはゆうちょ銀行をメインバンクにすることにしました。

この記事を書いた人

ワークスタイルコンサルティング合同会社代表。3児のパパ。kintone、GoogleAppsScriptなどのIT化コンサルタント&人物撮影専門カメラマン。

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